【キャンベラ27日AAP】 パーマー統一党の党首、クライブ・パーマー氏は、連邦政府が進めようとしている年金年齢の引き上げに反対すると語った。
ジョー・ホッキー連邦財務相は、先週、年金受給開始年齢の引き上げは「避けられない」と語ったが、来年度の政府予算案に70歳まで引き上げることを盛り込むことは明言しなかった。
パーマー統一党は他の無所属議員と共に、連邦上院でバランス・オブ・パワーを持つことから、年金受給開始年齢の引き上げに対しての態度が注目されていた。
パーマー氏は27日、ABCテレビに、「どんなに有能であろうとも、私は、69歳でホッケー氏やアボット氏を雇用することはしない。翌年には引退してしまうし、訓練する時間がかけられない。それに楽しい将来がないだろう」と話し、70歳まで就労させようとする政府に対し、皮肉を込めて反対を表明した。