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不明旅客機の捜索範囲を拡大 

【パース27日AAP】   先月初旬に行方が分からなくなったマレーシア航空機の捜索活動に関して、オーストラリアが統括する合同調整センターは27日、声明を出し、捜索対象範囲を拡大したと述べた。

捜索地点はWA州パースの北西1584キロの地点で、今月5日と8日に人工の電子信号が確認された地域。捜索には無人潜水艇「ブルーフィン21」が用いられ、これまでに15回、海底調査が行われた。

27日は現場周辺の天候が悪く、空と海からの浮遊物の捜索はキャンセルされた。また25日には、ブルーフィンは搭載されているソフトウェアの故障のため、調査を断念せざるを得ず海から引き上げられた。

マレーシア交通相代理は、今後ブルーフィンの効果が期待できない場合はより高性能な装備が必要となるであろうと述べた。

クアラルンプールを離陸したマレーシア航空370便は3月8日、北京に向け飛行中に失踪した。乗員乗客239人が搭乗していた。

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