【キャンベラ15日AAP】 連邦政府のスチュアート・ロバート幹部議員は、市民からの通報により、合計1億ドル以上のセンターリンクの不正受給がされていたことが明らかになったと述べた。
人材サービス省は、2018年から2019年の会計年度で、生活保護、メディケア、児童扶養手当の不正に関する市民通報が9万件以上あり、200件が捜査対象となったとした。
ロバート議員は、49件のケースが裁判にかけられているとし「9万件という通報数は深刻な状況。政府に対する詐欺行為なだけでなく、税金を払っている隣人からお金を盗んでいる行為だ」と述べた。