【キャンベラ16日AAP】 サウジアラビアの石油施設攻撃を受けて原油価格の上昇が予想されるなか、連邦のテイラー・エネルギー相は国内のガソリン価格上昇を軽視している。
14日のドローンによる石油施設攻撃によって、世界の石油供給量の少なくとも5%が減少したと見込まれる。原油価格が最大で50%上昇すると予想する専門家もいる。
テイラー・エネルギー相は16日、「国内の供給量に差し迫った脅威はない。石油は世界的に十分貯蔵されている。影響を最小限に抑えるよう、管理がカギとなる」とABCラジオで述べた。また、石油生産は直ちに通常に戻るとの見方を示した。
米国は今回の攻撃はイランによるとしているが、イラン政府は関与を否定している。