【キャンベラ2日AAP】 連邦政府の財政を見直す監査委員会の会長らが、2日に行われる上院での審問を受ける予定だ。
最初の証言者は監査委員会のトニー・シェパード事業委員長だ。同委員会は1日に報告書を発表し、1年間で700億ドルを節減するという各種の厳しい措置を奨励した。主な措置案は、新たな一般医の診察料の導入や、高齢者年金の受給制限の強化、1万5000人の公務員の解雇など。
グリーンズのナターレ議員が審問議長を務める上院審問では、賛否両論のメディケアに関する奨励事項に焦点が向けられる見込み。また、労働党と自由党議員らも質問する機会が与えられる。