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首相、TAS輸送助成金制度を支持

【キャンベラ2日AAP】   TAS州と本土の間の貨物輸送に助成金を支給する政策が、連邦財政監査委員会から見直しを提案されているが、アボット連邦首相は、助成金制度を支持すると語った。

財政監査委員会では、この助成金制度を含む合計17の政策について廃棄を提言している。

TAS州の輸送助成金制度は、バス海峡の貨物輸送について、連邦政府はコンテナ貨物ひとつにつき最高855ドルを支払うというもの。また、乗用車の場合も片道204ドルの払い戻しをするとしている。

これに対して財政監査委員会では、TAS州と本土の間の輸送に関してはTAS州政府の管轄であり、連邦政府の予算を用いるべきではないとしている。

TAS州のホッジマン州首相は、2日にキャンベラで開かれた連邦・州政府間評議会に出席して、財政監査委員会の提言を「不合理」だとして拒否した。

州首相の発言について同意するかと尋ねられたアボット首相は、「連邦政府はあくまでも助成金制度を支持するとした選挙公約を守る」と記者団に語った。

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