【シドニー3日AAP】 NSW州野党は、収賄疑惑で議員や閣僚の辞任が続く州自由党に対して、寄付金の監査記録を公表すべきだと訴えた。
汚職撲滅独立調査委員会による自由党への寄付金の調査結果が明らかになり、党資金の裏金に関与したとされるギャラハー州警察相が、2日、辞任した。
オファレル前州首相がワインの贈答品を申告していなかったとして辞任してから2週間での辞任となり、自由党では政治献金の監査を行なうとした。
しかし、ロバートソン野党党首は3日、「監査結果は自由党のためにあるのではない。一般に公表する必要があり、そうすることで信頼を得ることができる」と語った。
また、ロバートソン氏は、ベアード州首相とともに、一連のスキャンダルを終わりにして、州民の信頼を回復することに努めたいとも述べた。