【シドニー4日AAP】 4日、シドニー市内ではメーデーの行進が行われた。およそ7000人の労働者や関係者が参加し、現在、NSW州が計画している州営電力会社の民営化に対して反対を訴えた。
数年前に計画が持ち上がったNSW州の電力会社民営化計画では、実現すると300億ドルの売却益が期待されている。ベアード州首相は財相時代にこの計画を推していたこともあり、次回の州選挙の焦点になるとみられている。
この日の行進に参加した電力労働組合(ETU)の組合員は、「ベアード州首相に対して民営化反対を訴えたかった」と述べた。
行進では他にも、最近決まった労働者の補償引き下げや、職業訓練校(TAFE)の民営化計画促進に反対する声が上がった。
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