【アデレード7日AAP】 オーストラリアの象徴的存在の回転式物干し「ヒルズホイスト」を発明したヒルズ社は、革新的技術の促進や新興企業を応援するため、アデレードに2か所のセンターを開設した。
同社とSA州政府は、新設された「ランス・ヒル・デザイン・センター」と「ヒルズ・Dショップ」に共同出資する予定。また両センターは、アデレードの主要大学3校とも協力していく。
両センターでは今後、地元でのデザイン専門技術・知識の発掘と奨励を行っていく予定で、すでに30件以上の提案書が国内の起業家から寄せられている。そのうち8件の最終候補案が8日、選考パネルのもとで審議される。
ウェザリル州首相は7日、同社はヒルズホイストの開発以来、家庭や病院、事業や政府に向けて、技術面や通信面でソリューションを提供するリーダーとなったと述べた。