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NSW州、10年で新車両65台を購入

【シドニー8日AAP】   NSW州のベアード州首相は8日、「最高技術水準」の都市間を結ぶ約65台の列車を2024年までに導入すると発表した。その結果、今よりずっと快適な乗車体験を利用客に提供できるようになるとした。

州政府は今後、同計画の実現のため、完成済みの車両を国内あるいは海外の製造業者から調達する予定だ。同州ではこれまで、ハンター地区で多数の列車が製造されてきた。だが、ベレジクリアン州運輸相は、「利用客と納税者に一番良い結果が得られるよう努力していく」とだけ述べ、同地区以外からの調達の可能性を示唆した。

これを受けて全豪製造業労働者組合のティム・エアーズ氏は、同地区の3000人の労働者らが失業する恐れがあるとして批判した。また、「(現州政府は)ハンターバレーの雇用を海外に流出されることの悪影響について冷淡にも無視している」と述べた。

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