【シドニー10日AAP】 シドニー郊外ブルーマウンテンの一般家屋の前庭に、小型飛行機が不時着するという事故があった。
10日午後、ブルーマウンテンのローソンで、飛行中のセスナ機に緊急事態が発生し、パイロットは4000フィート上空でパラシュートを作動するよう警報された。
セスナ機は不時着を試み、一般家屋の前庭に尾翼が突っ込む形で着陸したが、搭乗していた3人は負傷することなく無事だった。
NSW州消防救急サービスでは、「送電線が2、3本切られたが、火災も起こらず、爆発することもなく、誰も負傷しなかった」と、まさに奇跡的だと語っている。
事故原因など詳細は警察によって調査されているが、この住居に家人がいたかどうかは不明。
また、警察は重傷者はいないとしているが、男性搭乗者が首と背中の痛みを訴えて、ネピアン病院に搬送された。