【シドニー10日AAP】 消息を絶ったマレーシア航空MH370便の捜索が、オーストラリア海軍艦艇によって、10日、WA州沖で再開された。
3月8日に乗員乗客239人を乗せたマレーシア航空MH370便が消息を絶ち、各国の協力のもと共同捜索本部(JACC)の主導でこれまで捜索が行なわれてきた。
JACCではこれまでの情報を分析して、捜索範囲を狭く限定することが可能になると期待している。
3月31日に開始された、水中車両を含む専門捜索装置を含んだ装備品の配備が終了し、海軍艦艇に再供給を行なった。
JACCでは航空機の破片の可能性がある証拠がまだ発見されていないが、集められたデータによって航空機の最終的な場所の特定が可能だとしている。
JACCの責任者のアンガス・ヒューストン空軍大将は、捜索海域の微調整はあるとしつつ、捜索にはかなり時間がかかるだろうと述べた。