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メルボルン 水道料金100ドル値下げ

【メルボルン11日AAP】   VIC州政府は、メルボルン周辺住民の水道料金を今後4年間、年間およそ100ドル値下げすると発表した。一方で、計画が滞っている淡水化プラントの予算は引き続き州民負担となる。

VIC州のナプタイン首相は11日、記者らに対して、今年7月1日から今後4年間、水道料金の固定使用料を一時廃止することを発表。VIC州の水道事業が改善され効率化が進んだことを理由とした。地方在住者らの水道料金も同様に値下げされるが、メルボルンより値下げの割合は低い。

VIC州では、2013年に水道事業者らがウォンターギ淡水化プラントの建設費用61億ドルを水道料金に加算し始めたことから一気に約200ドルも上昇した。

ナプタイン首相は、淡水化プラントは不必要に大規模な計画となっていて、実際に必要なのは3分の1だと述べた。また、7億5000万ドルが投入された南北水道パイプラインについても、VIC州に水を供給していないとした。

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