政治

豪地方自治体が連邦予算に反対

【ブリスベン16日AAP】   オーストラリア地方自治体協会のフェリシティ=アン・ルイス会長は、6月にキャンベラで、560の地方自治体が一堂に会して開催される全国大会を前に、先日発表された来年度連邦予算案に対して、予算の削減は一大衝撃で、地方自治体は一丸となって予算案に反対していくと語った。

予算案では、連邦政府から地方自治体への補助金拠出を、3年間凍結するとされている。

ルイス会長は、「おそらく会議では政府に対して抗議の声を挙げることになるだろう」と述べ、地域コミュニティレベルで、道路やプレイグラウンドの整備などに影響がでてくるだろうと警告した。

また、補助金の削減は、カウンシルの予算削減か、もしくは住民税の値上げにつながることになると述べた。

一方、各州・地域政府は、18日にシドニーでオーストラリア政府間評議会(COAG)を緊急開催し、医療・教育部門の800億ドルにのぼる予算削減に対して、討議する予定だ。

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