【メルボルン24日AAP】 サングラス販売チェーンの「サングラス・ハット」が、6年間に渡ってパートタイム従業員に残業代230万ドル近くの未払いがあったとわかった。
2010年から2016年にかけて、サングラス・ハットは国内253店舗のパートタイム従業員620人に対し、残業代229万4,496ドルを支払わなかった。同チェーンを所有するLuxottica Retail Australia Pty Ltdは、裁判所命令により、従業員への未払い分と“懺悔代”5万ドルを支払うと合意した。すでに457人に148万5,590ドルを返済済みだ。
サングラス・ハットは自らフェアワーク・オンブズマンに報告し、「うかつにもフェアワーク法2009年セクション45に違反した」と声明を発表した。2022年まで毎年、従業員の賃金や労働条件について外部監査を受けなければならない。