【シドニー20日AAP】 NSW州は、ドメスティックバイオレンス(DV)に関する法律を改正。被害者の保護に焦点を置いた内容となっている。
対象となるのは「犯罪法(家庭内・個人に対する暴力)2007年」で、20日の改正以降、警察は必要であれば被害者を現場から移動させることができる。また、警察署へ同行を求めた際に相手が拒否すれば、この人物を逮捕することができるようになった。
また、家庭内暴力禁止令(ADVO)の発令に関して、これまで警察は裁判所の許可を待たなければいけなかったが、今後は、巡査部長から上のクラスによって仮のADVOが発令できるようになる。しかし、28日以内に裁判所にて正式なADVOを受けるための手続きが必要となる。