【メルボルン20日AAP】 8歳女児が、小学校の校内で男に暴行された上、服を脱がされそうになる事件がメルボルンであった。警察は犯人の行方を追っている。
今月15日、メルボルン東部ホートーンにあるグレンフェリー小学校で放課後、親が迎えに来るのを校内で待っていた女児がトイレに行こうとしたところを、近づいてきた男に左手首を捕まえられ人気のない遊技場に引きずり込まれた。
男は女児に対して、大声で怒鳴りながら殴る蹴るの暴行を加え、さらに女児の上着のジッパーを降ろした。女児は何とか男から逃げ出し、男が学校の正門から出て行くのを隠れながら見ていた。男が怖かった女児は事件について翌日まで誰にも言えなかったという。
同校の校長は、「我が校の生徒が学校内でこのような被害に遭って愕然としている。親に対して目撃証言の提供を呼びかけている」と話した。女児は強いショックを受けているが、既に学校に戻っているという。