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国内の優秀な技術者、科学者を表彰 WA

【パース21日AAP】 科学技術の分野で優秀な業績を収め、国内の経済、社会、環境の改善や発展に大きく貢献した者に贈られる、クルーニーズ・ロス賞の授賞式が21日夜、パースで行われた。

鉱物の回収度を飛躍的に伸ばす分別機を開発した、ニューキャッスル大学のケビン・ギャルビン教授をはじめ、化粧品や塗料などに幅広く使用されているポリマーやプラスチックを作る技術を考案した、連邦科学産業研究機構(CSIRO)の研究者らが受賞した。

同授賞式を主催する科学技術・工学アカデミー(ATSE)は、「彼らの発明は気象学、ハイテク・コミュニケーション、防衛にいたるまで、さまざまな方面で活用されている」と述べた。また、特別功労賞は、オペラハウスの屋根の設計などに関わったジョン・ナット博士に贈られた。

過去の受賞者には、子宮頸がんのワクチンを開発したイアン・フレイザー教授、胃潰瘍を発症させるバクテリアを発見したバリー・マーシャル博士、スプレー型スキンを発明したフィオナ・ウッド博士らがいる。

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