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難民をカンボジアへ 国家再建に協力

【キャンベラ22日AAP】  連邦政府は、カンボジア政府が国家再建のため、労働力になる健康な人材を必要としていることをうけて、ナウルで審査を受けた難民をカンボジアに再定住させることで、カンボジア政府と合意する模様だ。

カンボジアはアジアのなかでも最も貧しい国の一つで、70年代に起きた内戦からの復興途上にある。ビショップ外相はABCラジオで、「カンボジアは社会に貢献できる、働ける人材を強く求めている」と述べた。

一方、グリーンズや労働党、難民保護団体らは、カンボジアにおける人権問題について懸念を示しているが、同外相は、「カンボジア政府は、バリ・プロセス(人身売買問題に取り組む国際フォーラム)にも参加している」「難民が求める、迫害のない安全な場所を提供してくれるだろう」と述べた。

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