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未成年者と性行為の女性に特赦 VIC

【メルボルン23日AAP】  当時13歳だった少年と性的関係を持ち続け、その少年とのあいだにできた子ども3人を生んだとして、禁固3年の判決を受けた女性に対し、VIC州地方裁判所は、家庭の事情を理由に特赦措置をとることを決めた。

二人が性的関係を持ち始めた2004年、当時22歳だった女性は日常的に少年と性行為におよび、酒やドラッグなどを与えていた。2009年に関係が終わるまで、二人は一緒に生活しながら3人の子供をもうけた。その後、2012年11月に少年が警察に通報したが、女性は翌年7月まで事情聴取されなかった。

現在、女性には夫と、少年とのあいだに出来た3人の子どもを含む6人の子どもがいる。同裁判所のオニール裁判官は、「通常、このような深刻な罪状にたいしては、重い刑罰が与えられる」としたうえで、「裁判所は、被告の家庭環境が著しく厳しい状況にあることを考慮し、特赦を与える権限も持っている」と述べた。女性は生涯にわたって性犯罪者として登録される。

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