【シドニー23日AAP】 今年もシドニーで、冬の光の祭典ビビッド・フェスティバルが始まった。
23日午後6時、NSW州にもたらす経済効果を期待し、シドニーハーバー周辺とシティの至る所に設置された電飾装置のスイッチが、ベアードNSW州首相によって入れられ、18日間にわたる催しが開幕した。
同イベントは昨年、2000万ドルの利益をもたらし、80万人を動員した。
今年のテーマはインタラクティブ(相互作用)だ。ミルソンズポイントに設置されたパネルでハーバーブリッジの光の色を替えたり、現代美術館(MCA)の横に設置されたステージではダンスに挑戦することもできる。
ハーバーブリッジとオペラハウスの側面には、先住民文化の再燃といわれるバンガラダンスシアターの大映像が映し出された。また、大群衆はカメラと携帯電話を手に、市内に浮かぶ色とりどりの模様を撮影した。
観光・メジャーイベント担当相のストーナー州副首相によると、マーティン・プレイス、キャリッジワークス、シドニー大学、ザ・スター、そしてシドニーハーバーの5区域が今年新たに加えられた。
同祭典は6月9日まで行われる。