【シドニー28日AAP】 経営難で数々の対応策を発表しているカンタス航空が、今度はブリスベンとメルボルンにあるコールセンターを閉鎖することを発表した。450人が職を失う。
同航空会社が28日に発表した内容によると、ブリスベンのコールセンター(社員数約200人)は2016年までに、また、メルボルン(社員数約250人)のコールセンターは来年半ばまでに閉鎖される。
カンタス航空は、経営立て直し策として200億ドルをはじき出すプログラムを発表した。この中にはおよそ5000人の社員解雇が含まれている。
同航空会社は、開設から10年以上経つニュージーランドにある同社のコールセンターについてはこのまま営業を続けるとしている。同センターは、オーストラリア国外から掛かってくる英語圏の顧客からの電話に対応している。