【パース29日AAP】 パース動物園内の夜行性動物飼育エリアで、ちょっと珍しいカップルが誕生したようだ。ナマケモノザルの「ボリス」と、フサオネズミカンガルーの「オールドガール」がここ数か月、一緒に座っていたり毛づくろいをしたり、何かと良い雰囲気だそう。両者とも単独で行動する性質のため、関係者らもこの珍しいカップルに驚いている。
「オールドガール」はその名のとおり、平均寿命7年を優に超えた13歳。他のワラビーやカンガルーと一緒に暮らしていたものの折り合いが悪く、2011年にボリスの飼育エリアに移ってきた。オールドガールは、ボリスと出会ってからというもの、穏やかで幸せそうにしており、最近では巣作りと思われる行動までとるようになったという。
最初は、オールドガールが近づいてくるとすぐに木の上に逃げていたボリスだが、そのうち興味を示し始め、オールドガールの尻尾に前足で触れたりするようになった。今では、二匹で仲良く毛づくろいタイムを楽しむこともあるそうだ。ちなみに、東南アジア出身のナマケモノザルは急減している危急種に、西オーストラリア出身のフサオネズミカンガルーは絶滅危惧種に指定されている。
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