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MH370機 捜索区域で発見ならず

【パース29日AAP】  トラス連邦運輸相は29日、3月に行方を絶ったまま不明となっているマレーシア航空機について、同機が墜落したと考えられていたインド洋内の捜索区域では発見にいたらず、捜索活動は次の段階へ移ったとの見解を発表した。

同相は、「オーストラリア政府は、航空機発見のためにあらゆる手を尽くした」としたうえで、「墜落現場は依然としてインド洋南方であると確信している」と述べた。また、今年8月から12か月を費やして実施される捜索活動では、データ分析が集中的に行なわれる予定で、捜索区域は縦800キロメートル、横20キロメートルとなる予定。

野党のバーク議員は、今回の捜索活動が失敗に終わったことで多くの人々の希望が打ち砕かれたことに触れるとともに、「今も不明機についての知らせを待つご家族、友人の皆様にあらためて哀悼の意を表する」と述べた。

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