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豪人ボート沈没 クルーズ客船が3人救出

【ブリスベン28日AAP】  オーストラリア人の男性3人が乗ったボートが、ニューカレドニア近くで沈没し、近くを航行していたP&O社のクルーズ船に救助されていたことが分かった。助かった男性の一人は、戻ってくることが出来て安心したと話している。

 

男性3人が乗ったボートは26日午前5時30分ごろ、船舶用の太いロープがプロペラ部分に絡まり、沈み始めたことから、遭難信号を発信し救助を求めたようだ。男性らは、パスポートと飲料水を確保し、救命ボートに乗り移ったという。ボートは3か月におよぶ南太平洋への航行を終え、QLD州へ戻る途中だった。

 

一方、P&Oのクルーズ船パシフィック・ドーン(The Pacific Dawn)は、沈没したボートの近くを航行中、現場に駆けつけ3人を救助した。救助された男性の一人、クリス・ドーランさんは「これが夜中だったり、まったく離れた場所だったら、事態はもっと深刻だったと思う」と話した。また、クルーズ船のドッカレイ船長は「救助は困難ではなかった」と話した。

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