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スナッパー捕獲を23年まで禁止 SA

【アデレード28日AAP】  SA州はフエダイ類のスナッパーが激減していることを受け、今年11月1日から州内での捕獲を禁止すると発表した。2023年1月31日まで、スペンサー湾(The Spencer Gulf)、ウエスト・コースト(West Coast)、ガルフ・セント・ビンセント(Gulf St Vincent)で禁止となる。

 

ただ、産卵時期ではない2月~10月の間は、サウス・イースト水域において監視の下で行われる捕獲は許可される見通し。また、11月1日~1月31日までは、同水域を閉鎖し、漁を規制するとしている。

 

SA州のウェストン第一産業相は「スナッパーが激減しているのを黙認するのではなく、SA州で象徴的な魚を、われわれの孫たちの世代も捕獲できるようにしなくてはならない」と述べ、科学的な見地からも、早急に対策が必要だということが分かっていると説明した。

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