【シドニー30日AAP】 国内で70年近くに渡って提供された電話の時報サービスが終了する。
通信大手テルストラは1日午前零時、通称“ジョージ”として知られる時報サービスを終了する。番号「1194」の時報サービスは1953年に開始され、現在も年200万回利用されている。
当初は今年6月30日にサービスを終了する計画だったが、利用者を考慮して延長した。時報サービスは現代の新たなネットワークテクノロジーと共生できないと考えられる。
開設当時、劇場評論家のゴードン・ガウ氏が“ジョージ”の声を務めたが、1990年にABC局のリチャード・ピーチ氏に代わった。