【メルボルン1日AAP】 VIC州のセント・キルダの埠頭で2年前、メルボルン動物園の飼育員に保護された片翼のないペンギンが、パパになったことがわかった。
同動物園のベス・ジェラルディン飼育員によると、ペンギンのナウイは、保護された時片翼が完全にない状態だったという。ジェラルディンさんは「ここに来てから、泳ぎ方や潜り方を習得したが、野生に戻って自分で餌を取らなければいけない環境は、ナウイでは生きていけない」と述べた。
飼育員たちのサポートのおかげで、ナウイは体重も増え、メスペンギンとともに赤ちゃんペンギンの世話をしているという。
まだ名前が決まっていない赤ちゃんペンギンとナウイは、同動物園で見ることができる。