政治

政治に職の安定なし 防衛相

【キャンベラ6日AAP】  新しい予算案への風当たりが強いなか、巻き返しを図りたいアボット首相が、近く内閣改造する意向だという憶測が広まっている。改造によって、現職を失うとみられているのが、ジョンストン防衛相だ。現移民相のスコット・モリソン氏との交代が予想されている。

これを受けてジョンストン防衛相は6日、「内閣改造は首相の仕事だ」「政治でありチャリティではない」と述べ、任された任務を遂行していくが、いつまで現職にとどまれるかは誰にもわからないとした。一方で、アボット首相は折に触れ、同相の仕事ぶりを評価してくれていることも明らかにした。

また、マルコム・タンブル現コミュニケーション相が、次期首相の座を狙ってアボット首相を追い込もうとしているのではないかという声に関し、内部でタンブル氏を封じ込める動きがあるのかという質問にジョンストン氏は、「関知していない」と答えた。

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