【ホバート2日AAP】 TAS州で発見された希少種の魚アカグツ(タスマニアハンドフィッシュ)約100匹に、それぞれ名前を公募することが分かった。オンラインで応募が可能で、一匹ずつユニークなアカグツの写真を見て、ふさわしい名前を付けて欲しいと呼びかけている。
アカグツは昨年夏、TAS州ホバート近くの2か所で見つかっており、このほど正式にその数が明らかになった。タスマニア大学の南極海洋研究所のスチュワート・スミス博士によると「一匹ずつとてもユニーク」で、それぞれに魅力があるという。
アカグツの写真はhandfish.org.auで閲覧が可能で、名付け親となるには一匹につき1,000ドルを支払うようになっており、これは今後の繁殖プログラムや生息地の管理などの資金として使われることが決まっている。