【キャンベラ10日AAP】 3月上旬にマレーシアを飛び立ったまま現在も行方が分かっていないマレーシア航空機の捜索活動に関して、オーストラリアとマレーシアの両国は、活動費用の負担について協議を続けている。
報道では、マレーシアの防衛副大臣は、オーストラリアとマレーシアは捜索費を半分ずつ負担すると述べたと伝えられたが、元オーストラリア国防軍大将でマレーシア機共同捜索活動センターのトップを務めるヒューストン氏は、「費用負担に関する協議は、マレーシアなどと現在も協議が続けられている」と述べた。
マレーシアはこれまでに捜索費用としてガソリン代や捜索部隊の食費などに930万ドルを提供。同国の交通相は、「我が国が負担すべき捜索費用は他国のそれよりも低い」と述べた。オーストラリアは、捜索活動費用として来年度予算案にて9000万ドルを計上している。