国際

潜水艦輸入など協議 日豪閣僚会議

【キャンベラ11日AAP】  第5回日豪外務・防衛閣僚協議(2+2)が11日、東京で開催され、ジョンストン国防相とビショップ外相が出席した。今年4月にアボット首相が訪日した際、安全保障と防衛の分野において、両国が協力関係を築くことで合意している。

今回の協議で、防衛装備・技術分野における協力合意にむけての最終調整が行われる見通しだ。オーストラリアは、海軍コリンズ潜水艦に代わる新しい潜水艦として、日本の「そうりゅう型」潜水艦の導入を検討している。

滞在期間中、ビショップ外相は岸田外相らと会談し、オーストラリア人学生をアジア地域に派遣する「新コロンボ計画」などについて、ジョンストン国防相は小野寺防衛相と、共同訓練・平和維持活動などを含む防衛組織間の協力について話し合う予定。

今年7月にオーストラリア訪問が予定されている安倍首相は、集団的自衛権をめぐる憲法解釈や武器輸出の規制緩和をすすめており、オーストラリアと防衛面でさらなる協力体制を築くための地固めにもつながるとみられる。

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