【パース11日AAP】 王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、WA州において、ここ6か月にわたり発生している40件以上の動物虐待事件をうけて、目撃情報の提供を呼びかけている。
同協会は、昨年12月以降、犬29件、ネコ7件、鳥など野生動物5件についての事件を調査しており、ほとんどの動物が有害な毒物によって死亡、もしくは安楽死を余儀なくされた。生き延びた動物たちも、神経系の障害などで今も苦しんでいる。
11日には、パース・ヒルズ地域で4週間前に犬を毒殺された飼い主が、今度はほかの犬が被害にあったと通報。その2日前にはマンデュラ近くで、犬2匹がかたつむり除去剤の被害にあう事件が起きたばかり。協会は、「被害にあった動物は、速やかに病院へ連れて行ってほしい」と呼びかけている。
動物虐待の罪に問われた場合、最高5万ドルの罰金もしくは禁固5年が言い渡される。情報提供は、RSPCAホットライン、1300CRUELTYまで。