【シドニー12日AAP】 NSW州は、渋滞がひどい主な3つの道路について、10億円規模の総見直し事業を行う見通しだ。対象となるのは、ノーザン・ビーチのミリタリー、ピットウォーター、スピットの各道路で、来週発表される州予算に含まれる予定。
予算には、慢性的なラッシュを緩和するため、スピット・ブリッジ下に建設予定の車両専用トンネルの事前調査として5億円が、またノーザン・ビーチとシティをつなぐ地上のバス専用高速通路(BRT)のための予算も含まれる見通しだ。
2012年に行われた事前調査において、トンネル建設が5つの選択肢の1つに含まれていたが、同調査では、BRTシステム導入とミリタリー・ロード下のトンネル建設でも渋滞緩和につながり、費用は約10億2000万ドルかかるとしていた。