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髄膜炎菌で子ども死亡 NSW

【シドニー12日AAP】  NSW州ハンター地区に住む幼児が、髄膜炎菌による症状で死亡した。NSW州保健省によると、この地域で髄膜炎菌の症状を発症したのはこれで4人目、死者が出たのは初めてとなる。ただし、幼児の死亡とそのほかの症例に関連性はないとみられている。

公衆衛生医は、「髄膜炎菌による症状が疑われる場合は、速やかに医師の診察を受けてほしい」と呼びかけている。国内では、侵襲性の髄膜炎菌に感染した患者のうち、10パーセントに及ぶ患者が感染症で死亡している。

初期症状は、足の痛み、手足の冷え、肌の色の異常など。その後、高熱、頭痛、首の凝り、明るい光を嫌う、吐き気や嘔吐、発疹、赤紫色の斑点、あざ、眠気などの症状が見られることがある。乳児の場合は、機嫌が悪い、ミルクを飲まない、異常な泣き方をするなどの症状が表れる。

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