【シドニー9日AAP】 NSW北部で発生した山火事は現在も続いており、20棟の家屋がすでに焼失している。
カシノ南部にあるバスビーズ・フラットは、8日夜に直ちに非常警報が発令されていた。
NSW州地方消防サービスによると、人口約250人の村ラップヴィルでは火災が猛威を振るい、最大20棟の家屋が焼失したという。
ラップヴィルの住人ダニー・スミスさんは「家も小屋も全て失ってしまった」と語っている。
この火災で1万3200平方メートルが焼失したが、9日朝には「注意警報」に引き下げになった。
NSW全土では21件の山火事が発生しており、その中の15ヶ所は危険な状態だという。