【ケアンズ21日AAP】 QLD州の少女を母親による虐待死から救うことができたのだろうか。
2011年11月、ケアンズの自宅で母親の暴力を繰り返し受け、8歳の少女が死亡した。2013年に母親は過失致死罪を認め、懲役7年の刑を服役中だ。少女の義父も同虐待を無視した罪で懲役3年を宣告された。
ケアンズでの死因審問で、義父がセンターリンクより支払を受けていながら少女が1年間学校に通っていなかったことも気づかれず、少女が「姿の見えない」状態になっていたことが明らかになった。2009年の最初の通報後、翌年11月学校が関係当局に連絡したが、母親が学校をやめさせたことから二人が海外に引っ越すと誤解され、学校側も少女が海外で転入学したか追跡しなかった。
ウィリアムス検視補佐弁護士は20日、十分な措置をとらなかったと児童安全局を非難したが、ケアンズの職員が労働過度だったことも認め、センターリン ク、警察、児童安全局、教育局間でのデータ共有を推奨した。児童安全局のカーモディー法廷弁護士は、少女の死と同局の問題扱いに直接的な関係はないと したが、以降再考察と重大な変更がなされたと加えた。
27日、ベントリー北部検視官が調査結果と提案を言い渡す予定。