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ボーダフォン130人を解雇 TAS

【ホバート9日AAP】  通信大手ボーダフォンは9日、TAS州ホバートのコールセンターで“企業の再構築”のため職員130人を削減すると発表した。第5世代移動通信システム(5G)の敷設が迫るなか、国内市場における競争と財政的な圧力が高まっていることが理由としている。

 

コールセンターの職員130人は、職員全体の約半数に相当する。ボーダフォンのロイド氏は「厳しく先行きが不透明な環境のなか、難しい決断に迫られた」と述べた。TAS州のガトウェイン財務相も人員削減は残念とした上で、政府として職員支援を行う考えを示した。

 

ロイド氏もまた、解雇対象となる職員に対しカウンセリング・サービスを提供するとともに、その他の部署での雇用を検討するなど支援する考えを示した。ボーダフォンは昨年5月、同センターで受け付ける電話のコール数が減ったとして100人を解雇している。

 

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