生活

保育所代、この10年で急上昇

【シドニー22日AAP】   ファイナンシャル会社がまとめた最新の報告によると、保育所代はこの10年で最高150%も値上がりしたことが指摘された。同じ時期に価格が急上昇したのは電気代とたばこ代だけだという。

AMP社とNATSEM(全国社会・経済モデルセンター)がまとめた報告によると、今後、連邦政府が導入を検討している保育所助成金の廃止や所得税増税などが実施されれば、伴って保育所代がさらに上がり、育児休暇を終え常勤勤務に戻る親らが支払う保育所代は収入に対して最高6割になる可能性があるという。  

報告では、全国63万世帯が「ロングデイケア」を利用。デイケア代は最高170ドルに達する場所もあるという。保育代の全国平均は2004年以降150%も上昇。ロングデイケアだと30ドルだったのが75ドルになった計算になる。

現在、共働き家庭の6割が、自分が働いている間の子どもの世話を、祖父母や親戚、友人などに頼っているという。

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