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手術で腎臓取り違え 医師に判決

【ブリスベン27日AAP】  先月、オーストラリア医療委員会は、QLD州ロックハンプトンの泌尿器科医師、アントニオ・ベガベガ氏について、医療ミスが明らかになったとして医療行為の停止を命じた。医師は、患者から誤った側の腎臓を摘出したほか、誤診などを含む複数の医療ミスを犯した。

ベガベガ氏は、監視の下でのみ医療行為を行うこと、毎月医師としての適性評価を受けることなどの規制を不服として、QLD州民事裁判機関(QCAT)に訴えを起こした。医師は、腎臓を取り違えた経緯について、患者は脊椎披裂を患っており通常の状態ではなかったからだとしている。

QCATは27日、判決を言い渡す。セントラルクイーンズランド病院・医療サービスは、外部調査が終わるまで、管轄内において同氏が医療行為に携わることは許可しないと述べた。

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