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ヘッドホンで女性が感電死

【シドニー27日AAP】   ヘッドホン装着による明らかな感電死により、関係機関は消費者に対し、安い未承認のUSB充電器やアダプターの購入について警告した。

今年4月23日、NSW州中央沿岸部ノース・ゴスフォードで、28歳の女性が頭部、耳、そして胸部に火傷を負い遺体となって発見された。女性はヘッドホンを装着し、ラップトップコンピュータを手に持っていたとされる。

州公正取引委員会のストウ委員長は、オーストラリアの規格を満たしていない電気器具は「現実的で目下の危険だ」とし、安い複製品に引きつけられないよう警告した。

同委員会によると、未承認で規格に適合しない多数のUSB型の充電器、旅行用アダプター、配電盤がシドニー西部キャンプシーの店舗で摘発された。店のオーナーには、最高8万7500ドルの罰金と懲役2年が科せられ、法人の場合は最高で87万5000ドルの罰金が科せられる。

すでに同様のUSB型の未承認充電器を購入し、携帯電話やタブレットの充電に使用している消費者には、すぐに充電器の針を曲げ廃棄するよう警告が出された。

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