【キャンベラ1日AAP】 アボット政権が行っている難民船の強制送還対策について、アボット連邦首相は、過去6カ月間、難民船がオーストラリアに上陸していないことを考慮しても、この対策が功を奏していることが分かると強調した。
しかし一説では、WA州沖クリスマス島沖合で、難民船2隻が発見されたとも伝えられている。一隻には子ども30人を含むスリランカ人153人が乗船していたとされているが、アボット首相は、この船がスリランカに強制送還されたのかどうかについては明言を避けた。
アボット首相は、「難民対策として具体的な内容は公表しないが、これまで6カ月間、難民船がオーストラリアに到着していないことを考慮すると、政府の対策が成功していることは間違いない」と述べた。