【メルボルン12日AAP】 メルボルンの不動産会社とその取締役が、家の査定価格を不正に低く提示していたことなどの罪でおよそ90万ドルの罰金の支払いを命じられていたことが明らかになった。
連邦裁判所は、メルボルン西部にあるホスキンズ・マルーンダ株式会社と取締役のブレント・ピーターズ氏に対して、売主たちに89万9550万ドルの賠償金を支払うように命じたという。
売主2人は、 不動産会社が見積もった実際の売却予想価格より低い金額の査定価格を提示されており、査定価格よりも高値で売却が決まった場合に販売奨励金を獲得できるように画策していたことになる。
同不動産会社は2015年から2016年にかけて24の物件を売却予想価格よりも低い値段で売りに出していた。
裁判所の判決により、売主にはそれぞれ1万7550ドルと1万2000ドルが支払われる。