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難民を審査? 国際法違反の可能性

【シドニー3日AAP】  大手メディアは、オーストラリアへの亡命者たちが、身元に関する質問を海上で受けた後に強制送還されるケースがあるなど、適格審査を受けている可能性があると報じた。これが事実である場合、連邦政府は難民を保護する国際法、ノン・ルフールマン原則違反の罪に問われる可能性がある。

亡命者らに対する質問は、名前、出身国、出発した国と亡命の理由の4つ。これらが、亡命者であるかを見極める申請前に聞かれているという。弁護士らは、「難民であるかの見極めではなく、出来るだけ早く送り返すための行為であることは明らか」、「非常に不愉快で、おそらく違反行為だ」と述べている。

クリスマス島の地方議員、ゴードン・トムソン氏は2日、連邦政府に対して、報告の真偽について調査するよう求めた。つい最近、連邦政府は、子ども30人を含むタミールからの亡命者が乗る船2隻の侵入を遮ったという報告を否定している。

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