国際

パレスチナ少年殺害 外相が非難

【キャンベラ3日AAP】  連邦政府は、東エルサレムの十代の少年が行方不明になり、直後に少年とみられる遺体が発見された事件をうけて、イスラエルとパレスチナ両国に冷静な対応を求めるとともに、関わった人物は然るべき処罰を受けるべきだと非難した。

先月、イスラエル人の少年3人が殺害された事件が起きていることから、今回の事件はこれに対する報復の可能性もあるとみられている。ビショップ外相は2日、イスラエルとパレスチナ両国にあらためて暴力的な行為をやめるよう強く求めた。

同外相は声明のなかで、「罪のない子どもたちを無差別に殺害するのはおぞましい行為であり、オーストラリア政府として、罪のない一般市民に対する暴力的行為すべてを強く非難する」「平和解決のため、暴力や報復から身を引くことが不可欠だ」として、非暴力的解決を訴えた。

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