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電車で人種差別の女 “深く反省”

【シドニー3日AAP】  セントラル・コーストの警察署は3日夜、シドニーからニューキャッスル行きの電車内で2日に人種差別事件を起こした55歳の女について、身柄を拘束し、同署で事情聴取を行ったと発表した。女は、アジア人の女性に対して言葉を真似て茶化すなどしたほか、仲裁に入った男性に対しても攻撃の矢を向けた。

事件の模様は録画され、ネット上に流出した。女はメディアに対して、「切れてしまった」「近くにいる人に怒りをぶちまけてしまった」「ひどいことをした」と述べた。また、「ネット上で知り合った男に10万ドル騙し取られてむしゃくしゃしていた」などと弁明した。

女は有罪となった場合、500ドルの罰金が科せられる。シドニー・トレインの本部長、ハワード・コリンズ氏は、「非常に驚いている。このような行為は、撲滅していかなくてはならない」と述べた。

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