【メルボルン15日AAP】 ラティチュードとサムソン・ペイ社が行った世論調査によると、オーストラリア人は外食の際に支払いを別々にできないレストランに不便を感じている人が多くいることが明らかになった。
調査結果によると、国内全土で約56パーセントのレストラン客が、自分の食事分だけの支払いを強要されていると感じている。
ラティチュードのカード・マーケティング部のニディア・ストイク部長は「オーストラリア人は支払いに非常に敏感。他の人がまとめて支払いをするのが恥ずかしいと感じる人が多い」と述べた。20パーセント以下の人が、家族や友人に本当にご馳走するつもりで支払うに留まっているという。
1005人の成人を対象に行われた同調査では、70パーセント以上の人が、誰が支払いをするかが気になると回答しており、男性よりも女性の方がその傾向が高い。また、ミレニアル世代や若い世代の約36パーセントが、自分の食べた分だけ支払いをしたいと思っており、10人に1人が全員分の食事代を支払う余裕がない、と回答しているという。