国際

豪、ラオスとミャンマーの教育を支援

【キャンベラ5日AAP】   ミャンマー(ビルマ)とラオスの学生は、オーストラリア政府より数千万ドルの援助を受ける予定だ。

この1週間両国を訪問したビショップ外相が、訪問中に発表した援助計画によると、オーストラリアはラオスに対し、子どもたち約45万人の読み書きと計算能力の習得を目的に、4年間で8600万ドルの支援をする。これには、少女、少数民族の子ども、そして障害を持つ学生など、最も不利な条件に置かれた子どもたちを支援する願いが込められている。現在、ラオスで小学校を卒業する少女は4分の1のみだ。

さらに、ミャンマーの4万3000校に対し、2780万ドルが教員の育成強化に充てられる。

今回発表された計画は、経済成長の促進や和平プロセス取り組みの支援として、オーストラリアが世界銀行を通じて援助している2460万ドルに加えたものだ。

ビショップ外相はまた、オーストラリアの大学生がミャンマーで学ぶ機会を提供する、新コロンボ計画の拡大も検討している。

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