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“流星”はロシアの宇宙ゴミ?

【メルボルン11日AAP】  11日の午後9時45分ごろから、VIC州、NSW州、TAS州の各地で、長い尾を引きながら流れる“流星”の目撃情報が、続々とネット上に寄せられた。しかし、シドニー天文台のメリッサ・ハルバート氏によると、“流星”はカザフスタンから打ち上げられたロシアの人工衛星の一部である可能性が高いことがわかった。

同氏は、「データ追跡の結果を見ると、数日前に打ち上げられたソユーズの上部とみられる」「ロケットの各パーツは、段階ごとに落下する仕組みになっている」と説明した。物体の大きさは、直径約3.35メートル、長さ約1.5メートルぐらいと見られる。

さらに、VIC州天文協会のケン・ル・マルカンド会長も、“流星”が多くの色を帯びていることから、「様々な物質が含まれていると考えられる。人工的に造られたものだということがわかる」と述べた。ほかにも多くの見識者がツイッターなどにコメントを寄せたが、一様に“流星”は“宇宙ゴミ”の考えを支持した。

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