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波にのまれた男児 未だ発見されず

【パールビーチ(NSW州)11日AAP】   NSW州中央沿岸部のビーチで男児が異常な波にさらわれ、家族らは不安な気持ちで男児を待ち続けている。

10日午後、パールビーチの海岸線で親戚と遊んでいたチェイス・コフェ君(5歳)は、大きな波にさらわれた。ヘリコプター、警察のダイバー、ボート、ジェットスキーを駆使した必死の捜索が11日行われたが、午後2時の時点でチェイス君は発見されていない。チェイス君の母親は同日パールビーチに到着したとされる。

海域部隊(MAC)のハッチングズ警視は、「我々は常に希望を持ち続けるが、残念ながら一定の時間も過ぎ、遺体回収段階にあると経験から考えられる」と述べた。

地元の人によると、絵のように美しい同ビーチはパトロールの巡回がないにも関わらず、この1週間はスクールホリデーも重なり賑わっていた。チェイス君が溺れたとみられる同ビーチの最北端は、危険で有名だ。

サーフライフセービングは、オーストラリアのビーチの危険性を気づかせる悲劇的な事件であるとし、チェイス君の発見に最善を尽くすと述べた。

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